１ はじめに
私は、学生時代から体育はきらいでした。４５歳になるまで自ら進んで体を動かすなんて、考えられませんでした。やってきました中年太り。特にお腹がつきだし、自分で見ても醜い体になりました。
２ 得意な運動、スポーツで走れる体に
近所に室内プールのあるジムができました。私は海の近く生まれで、水泳は自信がありました。
「よし、水泳から始めて、筋肉質になるぞ！！」
手続きをして、さあ水泳。ですが、思った以上に体は動きません。２５メートルプールを１往復して、後はサウナやジャクジー風呂などで終わる日が続きました。それでも元々好きだった水泳なので、少しずつ距離を伸ばしていきました。
そのジムは家から７００ｍ程度の距離だったのですが、最初は車でした。季節が寒かったこともあります。暖かくなり、体に自信もついてきた頃、ジョギングで通うようにしました。サウナで体がほぐれるのか筋肉痛はありませんでした。それほどの運動でもなかったのかも知れませんが、走るのがおっくうでなくなりました。
３ ゆっくり、習慣に
１年かけて、体重は９ｋｇ減少し、けっこう走れる体になりました。それでジムはやめて、ジョギングと腕立てやスクワットをするようになりました。おかげで、お腹の出っぱりはすっきり。さらに、運動が終わった後の爽快感はくせになりました。
下のように、体重の記録をとったのも続いた理由の一つかも知れません。今は、お風呂の前に自分の体を見るのが楽しみです。ナルシストになってしまいそう。
４ 記録をとると楽しみが
自分の体重の変化を見て、今はこんなにやせたんだと、楽しくなります。これも、やる気につながります。
5 いい人生を送るためにはいい人間関係を
妻に先立たれ、シングルファザーとして気楽に生きてきました。あるきっかけで異性の友人と一緒にジムに行くようになりました。このような経験は、自らの性を意識することになります。外見を気にかけるようになり、明らかに若返りをしました。これも、筋トレのよい動機付けになりました。
退職後、放送大学大学院も修了した頃、娘に孫が生まれました。妻がいないので（娘にとっては実母がいないので）、里帰り出産ができず、ヒマになった私が通うことになりました。そして、出産後も週２，３回は子育てヘルパーで孫娘の面倒を見ています。
当たり前ですが、赤ん坊は一瞬でも目が離せませんが、手をかければかけるほど、愛おしさを感じるものですね。孫の笑顔を見ると、心がきゅーんとするのです。帰ってくるとその日はよく眠れます。